メローニについて

メローニ社は、イタリア北部にあるベネト州の都市、ヴェローナ中心部から北西へ18Km、イタリアのD.O.C.ワインである「ヴァルポリチェッラクラシコ」の生産地であるサンタンブロージュ村にあります。

広さ15ヘクタールの土地を所有し、うち11ヘクタールにも及ぶ範囲でブドウを栽培。残りの4ヘクタールでは、オリーブ畑と自然保護として森林を残すようにして運営しています。砂利質、石灰失の土壌に、樹齢30~40年のブドウの木。ここからなる果実で、クラシックなスタイルかつ、最高級のアマローネを作り出すワイナリーは歴史ある名門で、ヴェネツィアの国家書庫に保管された、1706年の土地台帳と地図に関する書物には、メローニ社のブドウ畑であるセンジャのことが記されているほどです。

メローニ社の商品ラインは2つ。1つ目は、ブドウ畑の名であるセンジャ(Sengia)。もう1つはヴェローナの詩人であるベルト·バルバラーニ(Berto Barbarani)が、1943年にワイナリーの創業者力ルロ·ロベルト·メローニ(Carlo Roberto Meroni)に宛てた手紙の中の詩からとられた言葉「イル·ヴェルト( II Velluto)」

ヴェローナ地方特有の言葉で書かれた詩は、次の様なものでした。

「メローニ様へ。私は、まるでベルベットのようなサンタンブロージオを受け取りました。そして、あなたの健康を祈って乾杯しました。この国際的な雑踏の中で、あなたからのボトルは家族の大切な薬となるでしょう!」

サンダンブロージオは、ワイナリーがある村の名。「国際的な雑踏」と言うのは、戦争中だった状況を柔らかく表現したものです。当時ワインは風邪などの薬としても使用されおり、メローニ家からの贈り物が、戦時中のベルト・バルバラーニ家族を勇気付けたことがわかります。
この詩の中から「イル·ヴェルト( II Velluto)」…ヴェルヴェットの意味するワインの名が生まれたのです。

以後、人々に愛されるワインを作り続けているメローニ家。1935年以降は、ヴァルポリチェッラクラシコに最も適すると言われる、グロラの丘のブドウ畑「センジャ」と「マソ」からブドウを収穫し醸造。高品質なワインを醸造するため、この土地で、ブドウ畑を愛し、尽力しています。

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